今回の記事では、デジハリで「Webデザインを学びたい」と考えたときに
- 通学可能(STUDIO by LIG)
- 完全オンライン
どちらにしようか悩んでいる人に向けて、自分の体験談をまとめておきます。
デジタルハリウッドには現在、大きく分けると2つWebデザインを学ぶ方法があります。
1つめは、デジハリオンライン(完全オンラインスクール)です。
完全オンラインのスクールですね。
コロナでなかなか外出が厳しかったり、地方にいるという方に最適なスクールだと思います。
もう一つが「STUDIO by LIG」という通学可能(施設利用ができる)Webデザイナー専攻というコースです。
「デジタルハリウッド株式会社」と「株式会社LIG(Web制作会社)」が共同運営しているWebデザインスクールと考えてください。
こちらはオンラインだけでなく、校舎に足を運んで対面で講師の指導を自由に受けれるコースです。
私自身は色々と情報を調べたうえで、こちらの「デジタルハリウッドSTUDIObyLIG」のWebデザイナー専攻を選びました。
感想を一言でまとめると
通学できる方にして良かった!!
と心の底から思っています。
その理由を含めて以下まとめておきますので、両者の違いやリアルな体験談を探している人は、参考にしてください。
デジハリオンラインとSTUDIO by LIGの違いについて
まず、デジハリオンラインとデジハリSTUDIO by LIGの違いをまとめてみます。
これ実際に入学してみないとよくわからないと思うんですよね。
具体的には私が選んだ、デジハリSTUDIO by LIGのWebデザイナー専攻は
- 施設利用
- 対面(マンツーマン)指導
- 卒業制作
- ライブ授業
を利用することができました。
ただこれだけの情報だと全くわからない部分あると思うので、以下卒業生だからわかる視点から詳細に違いを確認していきたいと思います。
施設利用の有無
まず最も大きな違いとして、STUDIO by LIGであれば
- 施設利用可能
という大きなメリットがあります。
デジハリオンラインの生徒は利用することができません。
例えば、大阪にあるなんば校の校舎(フリースペース)はこんな感じです。
PCを自由に持ち込んでブログを書いたり、のんびり読書したり、好きなだけ勉強することができます。
なんばスカイオというビルの27階ワークスペース(We Work)と28階のデジハリ占有スペースが基本的には使い放題です。
コロナの緊急事態宣言前には、ビールも飲み放題でした。
ネットも使い放題です。
冷蔵庫もあるので、コンビニで買ってきた食事を自由にとることもできます。
ちなみに27階ワーキングスペース(WeWork)は普通に利用すると月額5万円近いです。
これが使い放題というのはかなり大きなメリットでした。
ただし校舎によって大分、施設の設備や雰囲気が違います。
地域ごとに差もあるはずなので、スクール説明会では施設見学したい校舎を選ぶのがおすすめです。
マンツーマン指導(質問し放題)
Studio by LIGを選んでもデジハリオンラインを選んでも、基本的には
- 動画教材
を利用して個人で学習を進めていきます。
動画教材の内容は、デジハリオンラインもSTUDIO by LIGもほぼ同じ(カリキュラムを確認してみたところ、少し内容が異なる部分もあるけどベースは同じって感じなので差はないと思う)
加えてSTUDIO by LIGの場合、校舎に行ってマンツーマンで質問をしたり課題を見てもらうことができます。
デジハリオンラインでも
- テキストで質問
- Zoom(個別相談)
といったサポートがあります。
ですが私はこの点、絶対に通学して直接講師の方にアドバイスや指導をもらえるスクールが良いと考えてデジハリSTUDI by LIGを選びました。
個人的に、この判断は大正解だったと思います。
というのも実際に通ってみて感じたのが
- 自由度高い
- 質問し放題
なんです。
文章にすると「そうなのか」という感じだと思うんですが、本当に自由度が高くて30分くらいめちゃくちゃ詳しいアドバイスを普通にしてくれます。
もっと堅苦しい感じで、課題以外の質問はできないのかなと最初は想定していました。
デジハリのシステムには色々と思うこともあるのですが、講師の質の高さは素晴らしいと感じました。
何度も通うと先生とも顔見知りになります。
そうするとweb制作に関する質問全般、課題以外にも就職のことやら豆知識など、色んなことを教えてくれました。
(もしかすると地域や校舎にもよるかもしれませんが)
基本どの先生もすごく親身で熱心でした。
オンラインだと1日の間に何度も何度もアドバイスをもらうって難しいと思います。
雑談とかガッツリ顔見知りになるというのも難しい気がしますよね。
通学だとそれができます。
自分が意欲をもって質問さえすれば何でも答えてもらえるのも、すごく有益でした。
自宅で動画教材だけを黙々やってたときには、正直「こんなもんか」って思う部分もありました。
が、来校して講師の指導を受けて「デジハリにしてよかった!」と全部帳消しになりました。
現役講師のマンツーマン指導、これがデジハリに通う最大のメリットだろうなと感じました。
卒業制作の有無
あとデジハリSTUDIO by LIGには
- 卒業制作
というものがあります。
どこかのお店や知り合いなどに交渉して実際に運用できるwebサイトを1から制作しなくてはなりません。
※以下公式HPから実際の卒業制作作品をみることもできます。
なのでクライアントに対して
- 交渉
- ヒアリング
を行ったり、サーバーとドメインを取得してGoogleアナリティクスやサーチコンソールも導入する必要があります。
実際にあるお店とのやり取りになるので責任が生じますし、企画プレゼン会などもあって色々と勉強になりました。
デジハリオンラインはあくまで「修了課題」
一方でデジハリオンラインにも、卒業生の作品として
- 修了課題
というものがあります。
※以下、公式HPから実際の修了課題例をみることもできます。
ただコチラの場合は、あくまで架空のサイトです。
上記のサイト(このトリなんていうトリ?)と先ほど紹介した卒業制作(エミデザイン)との違いはわかりますか?
エミデザインは実在するデザイン会社のHPとして、運用されています。
しかしデジハリオンラインの卒業生作品は、あくまで架空のサイトなので「こんなお店ありそうだな~」と想像して作った作品です。
これはかなり大きな差です。
オンラインの修了課題は、デジハリSTUDIO by LIGの中間課題に少し近い気がします。
卒業までの負担は軽くなりますが、卒業制作の方が実践的でポートフォーリオとして就職のときにアピールする際も強みになります。
ライブ授業の内容が違う
もうひとつ重要なのが、ライブ授業です。
デジハリオンラインを選んでもSTUDI by LIGを選んでも、ライブ授業を受けられます。
ただしその内容が異なるようです。
というのもデジハリ・オンラインスクールの公式HPを見ると
- 合計5時間
と表記されています。
サンプル画像を見る限り、STUDI by LIGと内容が異なるように思われます。
デジハリSTUDI by LIGのWebデザイナー専攻では
- 1回2時間
のライブ授業が用意されています。
具体的には
- デザイナー論
- デザイン考察
- 応用デザイン
- 応用コーディング
- ディレクション・プランニング
- CMS概論
- ケーススタディデザイン
- ケーススタディコーディング
- UI・UX考察
などがありました。
私は大阪ですが東京のライブ授業も受けられました。
色々と追加講座もあったので、20時間以上はライブ授業で学びました。
これが個人的にはとても良かった。
授業のあとには先生が質問の時間を取ってくれますので、気になったことは何でも質問できました。
色々な経歴の先生がいるのも特徴です。
実は私、デジハリの動画教材に対してはそれほど良いイメージをもっていないんです。
録画されてるコンテンツを延々聞きながら手を動かすという感じでモチベーションも上げにくく、正直どのスクール選んでも同じだろうなと思いました。
でもライブ授業はすごく良かった。
やっぱりデジハリは、講師の質が最大の強みだと思う。
入学前にもっとライブ授業の良さを社員さんにアプールしてほしかったくらい良かったです。
※デジハリSTUDIO by LIGで受講したライブ授業の雑感は以下にまとめました。
デジハリオンラインは受けられるライブ授業が圧倒的に少ないようなので、これは大きなデメリットだと思います。
※この点、私はデジハリオンライン受講者ではないのでライブ授業の内容の差異を断定することができません。気になる人は無料のスクール説明会で質問するのが良いと思います。
デジハリオンラインとSTUDI by LIGの値段比較
以上4点、自分の経験から
- デジハリ・オンラインスクール
- デジハリSTUDI by LIG
WEBデザイナー専攻の違いをまとめてみました。
ついでに費用面もまとめておきます。
まずオンラインがこちらです。
デジハリオンライン | 学費 |
フリーランス(全8ヶ月) 在宅・副業プラン(全7ヶ月) 就転職プラン(全7ヶ月) 短期集中プラン(全3ヶ月) | 437800円(税込) 393800円(税込) 281600円(税込) 203500円(税込) |
※キャンペーンなどで安くなったり、変動もあるので必ず公式HPで確認してください。
対して、私が選んだデジハリStudio by LIG(通学可能な方)の値段はコチラです。
私は一番オーソドックスなWebデザイナー専攻を選びました。
Webデザイン・デザイナー専攻 | 値段 |
Webデザイナー専攻 フリーランススタートアップパック グラフィック経験者プラン Web担当者プラン 副業スタートアップパック 超実践型 就職・転職プラン(東京のみ) | 495000円(税込) 528000円(税込) 407000円(税込) 407000円(税込) 308000円(税込) 591800円(税込) |
※大学生の場合は、Webデザイナー専攻大学生向けWスクールプラン(平日夜間を中心に学習)330,000円(税込)というお得なプランがあります。学生ならコレ一択だと思います。
無料のスクール説明家に行くと、1万円の当日割引が適用されます。
デジハリオンラインと悩んでいる場合も、実際に校舎に行って社員さんにお話を伺ったほうが正確な情報をいただけると思います。
費用には追加でAddobe CCを購入しなくてはいけないです。
これはデジハリ入学の特典で、割引加入できるのでソレを利用しましょう(焦って入学前に買うと損です!)
デジハリオンラインやSTUDIO by LIG(通学)の評判は?
あくまでここに書いたのは、私個人の感想になります。
なのでデジハリオンラインやSTUDI by LIG(通学)に関する評判なども集めてみました。
基本的には通学でも、コツコツ自分で動画をこなしていく感じです(特に最初の方)
ただコードを学びだして、中間課題に入ったあたりから先生に質問するために学校に行くことも多くなりました。
なので孤独感は少なかったです。
地域によってはオンラインのみになる人もいると思います。
スクールに通う大きなメリットは、やはりモチベーションの維持にあると私は考えています。
その点「オンラインだと絶対にサボる」という謎の自信がありました。
結果的に、これはとてもいい判断だったと思います。
何より校舎がキレイなのでテンションが上りますし「頑張ろう」って思えるんですよね。
単純かもしれませんが、それで自分のモチベーションが上がるならOKだと思います。
まとめ|デジハリ・オンラインとSTUDI by LIG(通学)の違い
ということで今回は
- デジハリオンライン
- STUDIO by LIG
の違いや評判をまとめてみました。
私の場合は、STUDIO by LIGを選びましたし、どっちがオススメか聞かれてもligを推します。
理由としては
- 施設利用
- マンツーマン指導
- 卒業制作
- ライブ授業
これらの内容を考えたときに、デジハリオンラインではできない学びが得られたと考えているからです。
オンラインだけなら他にも安いスクールあるので…。
卒業生目線から、施設設備が魅力的で講師の質が高い(質問たくさんできる)というのがデジハリの独自性だとも思います。
なので予算に余裕があるならSTUDIO by LIG(通学)がおすすめというのが私なりの見解です。
ただし!
コロナの影響でオンラインしか無理だという方もいますし、地域によっても差があると思います。
デジハリオンラインに関しては
- アダプティング・サポート
- テキストTutor
- オンラインTutor
といった独自のサポート体制もあるようです。
こういった点に関しては、公式HPでかなり詳しい情報があるのできちんと読み込むのがおすすめです。
色々と書きましたがスクールの仕組みには日々変更があります。
一番良いのは説明会に足を運んでデジハリの社員さんに疑問点をすべてぶつけることだと思います。
安い買い物ではないので、この点きちんと情報収集するのがおすすめです。
私が訪問したときは社員さんとても丁寧で、何でも質問に答えてくれました(押し売りもなかったです)
説明会を受ければ当日割引もありましたので、ぜひ参考にしてください。
オンラインスクールを探しているなら
ちなみにwebデザインや制作系のオンラインスクールなら、私がこれから通うなら
- デイトラ
を選ぶと思います。
デザインコースとweb制作コースを学んでも20万円の予算で済みますので。
デイトラ| 未経験から学べるプログラミングスクール
理由は
- 値段10万円以下
- 動画コンテンツずっと見れる
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- 評判がいい
デジハリ気になってる方は、良かったら以下の記事も参考にしてください。